納骨堂

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千葉県習志野市海浜霊園合葬式墓地 様

私たちはすぐれた技術と真心を持って、数々の実績を残してきました。

近年日本の世相は、核家族の増加に伴い、用地の不足、無縁となってしまう墓の存在等の諸問題が増加して参りました。この合葬式墓地はそれらの諸問題を解決するべく、習志野市により東京湾に面する海浜霊園の一画に新たに設けられました。

習志野海浜霊園は、1400体分の納骨壇を収容できる納骨室、納骨後20年を経た遺骨を移す地下合葬室を設け、不特定多数の遺骨を納める公共施設であるので、宗教色や故人を讃えるようなモニュメンタル性を排除し、ただ純粋な祈りの場となるよう配慮いたしました。
遺族が手を合わせる対象として据えられた球体モニュメントを抱くように、そして遺族に両腕を差し伸べるように配された曲面を描く屏風状の人造大理石は、納骨室に淡く抽象化された光と共に祈りをも透過するよう設計されております。

納骨堂 施工例

【 全体 】

完成:平成19年3月 / 建築面積:250m2(ベンチ部分含む)

【 モニュメント 】
石種:ノルウェー産ブルーパール。 光沢のある銀、青黒色によって幻想的な表現力が見事です。

【 献花台 】
石種:中国産山西黒。 中国山西省の丁場よりとれる黒系の小目石、代表的な中国黒御影石。

【 ベンチ 】
石種:中国産山西黒。 曲線等の加工は全て中国職人により仕上げられ、運ばれてきます。

【 外壁 】
石種:ポルトガル産玄昌石
玄昌石は黒色緻密な薄板状の粘板岩で天然スレートとして有名です。床材等に使用されるとより一層高級感漂う雰囲気に仕上がります。

【 内装床 】
石種:ポルトガル産モカクリーム
淡いベージュ色に薄茶の模様があるやわらかい風合いをもつ表面の仕上げは、光沢を出す本磨きではなく、
やさしい色合いにとどめた水磨きという仕上げです。

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